悩む日々

4月に入ってから、なんだか気持ちが焦って落ち着かない日々が続いている。
理由は分かっている。これまではただ与えられた仕事をしていただけだったのが、4年目に入り、「こうあるべき」というイメージ、これは将来描いている理想以前の、目の前に求めるべき結果が見えるようになって、それと現実のギャップに焦っているのが原因だ。とにかく一頭でも病気の牛がいたら不安になる。牧草が足りていない牛がいるか不安になる。牛飼いとしての欲が出てきたのだろうか?
これまでの3年間は、ただただ体力的にまだまだだった。ボートで鍛えているつもりが、当然と言ってはなんだが、ボートと酪農に求められる体力はちょっと違っていて、仕事に追い付くのがやっとだった。
そして今は、精神的なストレスが体力の疲れを上回ってきた。日々悩んでいる。この流れはボート部の流れと同じなのかもしれない。疲れから悩みに。
「焦らない、気持ちに余裕をもって」と自分に言い聞かせている。妻からもちょっと心配される始末で、こんなではいけないと思った。
結果を求めるのは当然だが、欲を出しすぎては、農業はうまくいかないものだ。