平穏な日々

3日前にロール運びも終わり、平穏な日々が戻ってきた。
牧草収穫中は昼間も外で弁当を食べながら作業をしていたので、娘の寝ている顔しか見ることができなかった。そのうちに娘はどんどん成長していた。ここ数日は昼間に家に戻ると娘の顔が見れるのでうれしい限りである。
酪農という仕事は、目の前にある仕事を後回しにすることは絶対にできない。もし搾乳を一日でもしなければ牛の乳房はバンバンになってしまうし、晴れているのに牧草収穫をしなければ、明日雨が降るかもしれない。それと同時に明日やらなければいけないことを今日のうちにやっておくこともできない。
そう考えると、酪農という仕事の性質はボートに似ているのかもしれないと思う。だから、酪農をする上で大切なのは焦らず怠けず。一極集中型で頑張りすぎてもいけない。今日やれることを落ち着いてやっていく。
そういうことを肝に銘じて仕事をしている。