トラクター

なかなかタイミングがなく、この日記を書いていなかった。全国1000万の読者の方、すいませんでした。
昨日から「ここは北海道かい!」と思うほどの暑さで、牛も人もバテテいるが、牧草収穫にはもってこいの天気。昨日は22時半までトラクターに乗りっぱなしで、集中力の向こう側を見た。今日もぶっつづけ8時間トラクターに乗っていました。
酪農を初めて5年目だが、今の酪農は機械なしではやっていけない。最初はトラクターに乗って作業するだけで精いっぱいだったので、メンテナンスとかに頭を向けることができなかったが、修理に来る人とかに恥ずかしながら初心者レベルの知識を聞いたりして、少しずつ分かろうとしている。
牛は生き物だというのは当然だが、トラクターも生き物だと思うようになった。オイル関係のものは人間でいえば血液で、定期的に交換補充をしなければ機械は悲鳴を上げる。なにより、愛着を持つことが大事だと思うようになった。太鼓やボートのシェル艇と一緒ですね。
「分かってなかったとき、あんなふうに乱暴に扱ってごめんね」といまさらながら思います。
明日も収穫なんで今から寝ます。