TPP勉強会

一昨日、釧路でTPPについての講習会があり、TPPに反対している某大学教授の方の講演を聞いた。
簡単に言えば、「TPPは百害あって一利なし」という内容のものだった。聞いている人も農家の人間=反対派なので、皆それに同調していた。何がなんでも阻止しなければならないという語調の強い講演であった。
俺も原則的には、反対である。なぜなら、食は本来自国でまかなうものだからである。戦争放棄とはいうけれど、見えない戦争はあらゆるところで行われていて、食をめぐる戦争で、日本はほぼ焼け野原になっている。
でも、TPPに参加しようとしている人が、本当に国を滅ぼそうとして参加しているのかは疑問である。評論家は政治家のことをめちゃくちゃいうけれど、多分彼らは誰がなってもめちゃくちゃ言うだろう。
それだけ日本は末期的な状況にあって、何かを優先したら、何かが大打撃を受けるくらい悲惨なのだろう。
まあ何が言いたいのかよく分からないけど、俺がやるべきは、どうしたら化学肥料や輸入穀物に頼らない酪農スタイルを築き、そして(少なくとも自分たちは)食を自給できるように、日々仕事をするだけだということ。
やることのスケールは問題ではない。目の前にどれだけエネルギーを注ぐかが問題だ。