微生物

最近、微生物が気になっている。
前にも書いたが、牛の胃の中には微生物がいて、その働きのおかげで、牛は草をエネルギーに換えることができる。つまり、牛は微生物と共生している。
そして牛の糞尿も、微生物の働きで分解されて堆肥になる。糞尿のままであればただの廃棄物になるが、微生物の働きで堆肥になり、その堆肥を牧草地に還元すれば、草にとって良い栄養分になる。
というわけで、微生物の働きを借りなければ、酪農を営むことが出来ないし、言い方を換えれば、微生物がいることによって初めて物質は循環する。
でも、ひとくくりに「微生物」とはいっても、その中には何千何万という種類のいろんな微生物がいるだろう。それをまったく知らないので、なんか微生物関係で良い本があればと思って探しているのだが…。
やはりインターネットで本を探すよりは、実際に本屋に行ってパラパラとめくって探したほうがよいんだが、いかんせんここはど田舎。それは出来ない。
田舎はいいけど不便ですね。でも不便だから田舎なのである。便利な田舎は存在しない。