畑仕事終わり

今週で、圃場への堆肥散布、尿散布が終了した。収穫機械、堆肥散布機械なども洗浄したので、大体畑作業は終了。
本格的に冬が到来するまでに、牛舎の老朽化した部分の補修、放牧地の牧柵の撤去などをして、その合間に、ストップしているピザ釜の製作に移らなければ!フットワークが重い…。
牛の分娩も10月中旬にあって、とりあえずは11月末までなし。今週末には福岡に家族で帰省するので、心おきなく楽しめるように、残りの5日間でしっかり仕事しようと思う。
一昨日、たまたま夜につけたテレビで、クラーク博士のドキュメンタリーをやっていた。有名だけど、実際に博士が札幌農学校にいた期間はたったの8カ月だったらしい。その短い期間で、生徒たちに与えたインパクトは計り知れなかったのだろう。生徒たちにとって、クラーク博士は、先生であり、父であり、友人であった。そして博士は、この辺境の地日本に、酪農を根付かせるために札幌農学校に来た。新渡戸稲造も、内村鑑三も、札幌農学校で学んだ。
そして、偶然だけど、俺は今酪農をやっている。これから、誰かのまねごとでなく、ここにしかできない、この地に根付いた酪農を築かなければいけない。
…と思いながら、周りから見たら、何の変哲もない、牛飼いの仕事をやっている。