エルゴのおかげ

今朝はこの冬で一番冷え込んで、マイナス20度までいった。マイナス20度を超えると、ちょっと世界が違う。
まず人の吐く息、牛の吐く息が尋常ななく白くなって、どっかで火事になってんではないかと不安になる。
そしてあらゆるものが凍結する。牛の飲み水が通る管も凍結するので、それをお湯で暖めてなんとか飲ませる。
ちなみに一番寒い瞬間は、日の出の後。お日様が出てきた後の方が寒くなる。
午前の仕事が終わるころになると、日の光で少しずつ暖かくなる。
去年、牛舎の隣の小屋をトレーニングルームに改造して、お手軽にエルゴができるようになって、ここ最近継続的に(とはいっても一回に10分も漕がないけど)トレーニングをするようになって、明らかに体調が良くなっている。
やはり肉体労働なので、体を支える筋肉がある程度あった方が動きやすい。特に尻の筋肉は、搾乳中に中腰の姿勢を取る時にかなり役に立っている。
健全な魂は健全な肉体に宿るのは本当なようだ。