キツネと俺

もう7月も半分が過ぎた。早い早い。夏場はあっという間だ。
夏の気持ちのよいときに自転車でいろんなところに行ったりしたいけど、酪農は夏場が忙しい。かといって冬場は激サム&積雪で自転車に乗れる環境ではない。なんだかんだであんまり乗ってない。足の筋肉が消えていく…。
昼間に放牧地で作業をしていたら、一匹のキツネがいた。鹿は大体集団で見かける。タンチョウは親子連れで見る。でもキツネはいつもひとり。しかもいつも飢えているように見える。毛ヅヤもあまりよくない。キツネが全部そうではないと思うけど、俺の前に現れるキツネは大体そんな感じだ。
草地でなにか食べ物を探している。と思ったら疲れたらしい。座り込んで寝た。
こいつは毎日生きるのに必死なんだな。頑張れ。俺も頑張る。