なつかしの学生生活

大学を卒業して北海道に移り住んでから、定期的にボート部の会報や大学の同窓生向けの会報が送られてくる。それを見るたびに、なつかしの学生生活に少しタイムスリップする。
大学の会報に目をとおしてみると、なにやら現在はキャンパス内にカフェなるものがあるらしい。なんちゃってカフェ好きの自分としては、一度学生の時に利用をしてみたかったものだ。恐らく、カフェ以外にもいろんなところが新しくなっているだろう。たった3年でこうも変わるものだ。(まあ学生の頃はキャンパスをあまり利用していなかったから偉そうなことは言えないけれど…。)
今年の春に部の後輩が牧場に来てくれたときに話を聞いたのだが、単位取得のハードルがこれまで以上に厳しくなり、運動会(であんまり大学に来ていない学生)に対する風当たりがますます厳しくなっているそうだ。その流れに関して俺がどうこう言える立場ではないけれども、今の運動会の学生は学業との両立をするために本当にタフな毎日を送っていると思う。
かつて新入生のとき、自分は何か真剣にスポーツに打ち込みたいと思っていた。そこでボート部に出会った。他にもいろんな部活はあったけれども、ボート部の先輩方は何か他の人たちとは異質なオーラを放っていたし、自分はそれにひかれて入部した。
まだ大学に入ったばかりで学業との両立に希望を持っていた自分は、ある部の先輩に「学業との両立はできますか?」と質問してみた。返ってきた答えは「そんなちっちゃいこと考えるな!」質問する先輩が違ったら、俺の学生生活はもっと要領よくできたかもしれない。
もう一回学生生活を送れるとしたら、もっと要領よく大学の施設を利用しながら、スポーツもしっかり打ち込めるんじゃないかと思いつつ、多分また同じように戸田でボート三昧の生活になるんだろうなと。
一度きりの学生生活、やっぱり自分が一番やりたいことを思いっきりやるべきである。