最東端に行ってきた

今日は昼間の時間を利用して、義父の計らいで根室にある納沙布(ノサップ)岬に行ってきた。日本の最東端である。
行きはシーサイドラインという、海岸沿いの道をドライブ。九州で見ていた海岸とは明らかに違う。なんというか、未開の崖である。
根室に入る。入った途端に、「北方四島返還」の文字があちらこちらに。やはりここは北方領土問題が第一であると感じる。
そしてノサップ岬に到着。さむっ!数日前までは流氷が観測されたようだが、ここ数日の暖かさのせいか、まったく見当たらない。まあ仕方ないか…。
そして岬には北方領土資料館があった。入ってみる。入ってすぐに「北方領土返還の嘆願書」に署名する。俺の上に書いてある人は、なんと石垣島からだそうだ!この寒さで死ぬんじゃないか?
資料を見ながら、少しばかり歴史を勉強する。我が故郷九州では、戦争教育=原爆と言っていいくらい、義務教育では広島、長崎の原爆投下についての授業がある。でも、かみさんに聞いたところ、ここでは北方領土問題の授業が主だそうだ。やはり同じ日本でも、気候、風土に加え、その土地のたどった歴史で、受ける教育も違うし、育つ人間も違うような気がする。具体的になんと言っていいか分からんが。
こんな感じで、少しずつ北海道の文化をなまら勉強するべや。