いびき

先日、衝撃的な事実が妻から告げられた。
「最近いびきが大きくなってるよ…。」
何っ!大学の合宿所時代には、最新の全自動洗濯機よりも静かな俺の寝いびきから、「サイレントマサキ」とニックネームがつけられるほどだったのに!
確かに最近は、たまに自分のブタッぱなに驚いて起きることもある。遺伝的には、親父の寝いびきは騒音レベルでやばいので、もしかしてその血が目覚め始めているのかもしれない。
いびき。俺には悪いイメージしかない。合宿生活当時、同部屋の隣りには図体もでかいがいびきもでかい後輩(注1)がいた。俺は夜中の後輩のいびきに耐えられず、寝ながらにして隣のベッドに横蹴りを入れるという技を習得するまでになった。(たまに的が外れて直接後輩を蹴ってしまうこともあった。)
かつて被害者だった自分が今は加害者に。でも寝ているときの癖はどうすることもできない。まあ妻には我慢してもらおう。
(注1:俺の二年下のキャプテン。かつてはよく彼のモノマネをしていじりまくった。阪神ファンバンプオブチキンが好きで、エルゴのBGMによくかけていた。)