三段跳び

世界陸上三段跳び決勝を見ていてあることを思い出した。
ボート部時代、後輩の一人に高校のとき三段跳びをやっていたやつがいて、そいつから三段跳びの意外な事実を聞いた。それは、「最初に踏み切る足と、一回目のジャンプのあとに着地する足は同じだ」ということだ。
つまり、最初のジャンプはけんけんしているみたいな感じぃ〜、ということだ。それをテレビで確かめようと目を凝らして見た。分からん!速過ぎて分からん!
真正面からのスローVTRでやっと分かった。確かに同じ足で着地している!あいつの言っている事は事実だった。
ボートにも同じような誤解がたくさんある。
「ボートって腕が疲れるでしょ。」→腕も疲れるけどメインは足なんや!競技用ボートはな、スライディングシートといって、あ〜説明するのめんどくさい…。
「ボートって尻の皮がむけるでしょ。」→まあムケルこともあるけどそんなに「ボートって」のあとにつながるくらい本質的な問題ではな〜い!!
それ以前の問題で、よくヨットと間違われる…。ボートは人力たい!!
いかんいかん、少し興奮してしまった…。
話は変わって、その三段跳びをやっていた後輩は、遂に今年のインカレで引退した。俺が最後に組んだクルーで一緒に漕いでいたので、やはり特別頑張って欲しいと思っていた。
そいつらが遂に引退。でも最後のインカレは納得のいく結果が残せたようだ。本当によかった。
普通の大学生よりもなんだかんだで長く部に残ってなんだかんだで漕いでいたが、その分出会いも多かった。ひとり北海道に行って、その出会いが貴重なものだったと改めて感じる。