フットパス体験


今日は昼間に地元の農家さんたちと「フットパス」なるものを体験してきた。
説明しよう。フットパスとは、イギリス由来の歩行者専用の道で、牧場や森林の田園地帯から、海岸線や市街地の緑地帯まで、イギリス全土に網の目のように張り巡らされている道なのであーる。
イギリスでは、人が歩く権利(通行権)が法的に認められていて、ウォーキングの好きなイギリス人にとっては、いわゆるこの「田舎の散歩道」であるフットパスが、歩きながら自然を楽しむレクリエーションの場であり、文化なのであーる。(フットパスの説明抜粋)
今日は、根室にあるフットパスを歩いてきた。最初は鉄道の隣の野道に入り、かつて苗木畑であった林道につながり、最終的には牧場の草地まで歩いた。まあいわゆるど田舎の風景を楽しんできたということです。
いろんな風景を楽しむことが出来たが、最後に開けた草地で辺りを見渡したときが一番爽快だった。
そのフットパスを管理している酪農家さん曰く、「都会の人がフットパスに来たときに、土を踏むのが久しぶりだって言ってたね」らしい。そういえば都会は地面がアスファルトだったような気がしないでもない。
そう考えてみれば、ボートは水のフットパスなのではないだろうか?まあ漕いでいる人たちには風景を楽しむ暇なんかないだろうが。
でも見なくても感じることは出来る。ボートが水を切る音。風。バックスプラッシュ…。たまにボートに入ってくる魚…。これがくさいことくさいこと…。
なんだかんだ言って、俺はアウトドアが好きなのだと再確認した一日であった。