東京遠征記

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朝餌やりだけをして急いで準備して車でGO！空港に着き飛行機に乗り東京に着き、東京暑っ！
先週テレビ番組に出ていた、麻布十番にあるせんべい屋さんのワッフルを買いに行く。そのワッフルは我が牧場の牛乳からできている生クリームが使われていたのがテレビで判明したのだ！
やっぱり並んでいる…。しかもワッフルは売り切れている…。とりあえず記念に写真を撮っておく。
妻に「売り切れ」とメール。妻からの返信メール。「明日も行け」…。
夕方から同期の結婚式。彼には僕の結婚式で友人代表挨拶をしてもらった。
月並みな表現だけど、いい結婚式だった。心が温まった。本当に結婚おめでとう！
2次会に行った。ボート部の先輩後輩が集結した。挨拶程度だけどいろんな人と話した。いつかひとりひとりとゆっくり話したい。彼の高校の同期による出し物で、彼らの愛情を感じた。いい友達を持ったもんだ！
ちょっと人に酔った。
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再びせんべい屋へ。並んでいる…。しかもいつワッフルが売れるか分からないらしい…。諦めて人形焼という饅頭を買う。店の奥では親父さんと息子さんがワッフルを作りながら口げんかしている。店の奥さんが「全国区のテレビに出て忙しくなっちゃって、疲れてるんですよ。」と笑いながら俺に言ってくれた。
向かいにはコーヒー豆屋さんが。そこでコーヒーを飲んでいると、店長のおじさんが話しかけてきた。
お：「どこから来たの？」
俺：「北海道です。」
お：「何やってんの？」
俺：「酪農家です。」
お：「落語家ね。いつからやってんの？」
俺：「（誤解に気づかず）一年前です。婿入りして働き始めたんです。」
お：「相手の親父さんに弟子入りしたって事？」
俺：「まあ、そうです。」
お：「親父さんってテレビに出たりしてる？」
俺：「出たことはあると思いますけど…。」
お：「ふーん落語ねー。」
俺：「（誤解に気づいて）いや、酪農です…。」
お：「あー酪農ね！どうりで話がかみ合わないと思った。」
そしてボート部員に会いにキャンパスへ。彼らは新人勧誘をしていた。出来れば漕ぎを見たかったけど仕方がない。
みんないい目をしていた。充実しているのが一目で分かった。おれが新入生の頃、この目に憧れてボート部に入ったことを思い出した。彼らを見て、かつての自分を思い出した。そして今の自分を省みた。そう、俺は俺でいいのだ。俺も前を向いていこうと思った。ボート漕ぎてー！
そして帰路へ。
東京ありがとう。これでまた頑張れる。