師走

12月に入ったかと思えば、あと10日と少しで2006年が終わる。早っ!
今年の目標は、「まず北海道の生活と牛舎の仕事に順応する」ということで、具体的な目標は掲げていなかった。夏場は草刈りで大変だったが、4月に来てからずいぶんこの生活にも慣れた。
ということで、来年の目標は何にしようかと、目下検討中である。
最近は周りの農家さんたちといろいろ話をする機会が多くあり、その中からもアイデアが浮かんでいる。
話をして思ったのは、自分と周りの農家さんたちと違う点は、「自分はかつて消費者であった」ということだ。
しかもかなりの消費者だった。一日1リットル牛乳を飲んでいたときもあった。
この年になって酪農を全くのゼロから始めたということで、その点に関しては周りに遅れをとっているが、「消費者はどんな牛乳を欲しているか?」「どんな牛乳がおいしいと思うか?」という、消費者から見た牛乳のイメージを俺は持っている。
これから酪農びっちりの生活になっても、その意識は持ち続けていたい。そして、「消費者に本当に求められる牛乳」を追求したいと思う。
最近は真面目なことしか書いていないような気がする。ちょっとキャラが違うような気がするが、まあそんなときもあると思ってご容赦いただきたい。