牧場祭

昨日は自分が住んでいる町の農協が主催した牧場祭が行われた。
牧場祭では搾乳体験や牛乳の無料配布、バーベキューなどいろんな催しを通して、消費者の方々に酪農に接してもらおうという目的がある(と勝手に思っている)。
僕達は青年部といって酪農家若手の人たちの集まりで、牧場祭のスタッフとして働いた。僕の担当はバーベキューの炭起こし。目の前の肉のにおいをかぎながら、せっせと炭をおこすのは結構拷問であった。しかも先輩酪農家にお酒を飲まされて半分酔ってしまった。帰ってからの牛舎の仕事はちょっと気分が悪かった。
農協や酪農家は、いろんな試みで今の牛乳離れを食い止めて、消費拡大を目指している。自分達も消費者の人たちに何かアクションを起こさないといっそう牛乳離れが起きてしまうという危機感はあるが、長期的に見れば牛乳は絶対必要不可欠な食品であると思っている。それは米も同じだ。なぜなら、ほとんどの食品が輸入に頼っている中、牛乳は輸入に頼らずに生産できるからである。