猛暑

ここ最近は北海道も暑くなってきた。
僕が働いている牧場では、午前10時から午後3時まで放牧しているが、この暑さと日差しでは、牛が熱中症にかかって死んでしまう。実際ちかくの牧場で熱中症にかかった牛が出たそうだ。
ということで、昨日から午前中は牛舎に入れたままで、午後の搾乳が終わった午後6時から翌朝の午前6時まで放牧することにした。
今日牛を入れたところ、やっぱり夜の方が涼しいらしく、たんまり草を食べてきてくれた。暑いときは牛も夏バテで草を食べてくれないのだ。自然に対抗するのではなく、自然の変化に柔軟に対応していれば上手くいくのだなと思った。
北海道でさえ牛の夏バテに注意を払わなくてはいけないので、本州や九州で酪農をやっている人たちは、猛暑対策はさぞや大変なんだろうなと実感している今日この頃である。