恵みの晴れ

先週一週間は運よくずっと晴れの天気が続き、残っていた50ha全ての牧草地の収穫が終了した。今週からは牧草地に転がっているロールの運搬作業をしている。運搬作業が終われば、牧草地に牛の尿を散布して、二番草の収穫に備える。
4月から牧場で働いている研修生は、まだこれからの若い奴。将来をいろいろと悩んでいる様子。そういう人間に対して、自分が言えることは、「最後は自分で決めた方がいい。」ということだけ。何か決め手のような一言を彼に言うことができない。
なぜなら、自分の場合、大体人に相談する時点で、本当は自分の中に答えはあって、ただ人に相談することでそれを確認したいだけだから。
結果、人に対して、何か確たることは言うことはできないけれど、言葉とはそんなに大事なものではないような気がする。
とにかく、この牧場で働きながら感じることが、彼の先の人生に向けてプラスとなることを願う。