教訓と楽観

起立不能の牛はまだ立てず。
冷静に考えると、これから先、こうした油断や失敗がゼロになるとは思えない。分娩を見逃しても、自力で分娩できる牛も多い。だから、これを教訓にして、こうしたミスをしないように心がけると同時に、また油断してミスをしても、前を向く器量、良い意味での楽観が大事なのだと思った。
これから先、日本の農業や畜産は大きな岐路に立たされるだろうが、子供たちのためになんとしてもサバイブしなければいけないし、だからこそやりがいもあると思う。まあ自分はスケールの大きな人間ではないので、とにかくこの牧場をよりよくしたい、そう思う寒い夜。まだ鼻毛は凍らない。