最近あれこれ

昨日と今日は放牧地の掃除刈り。草が伸びすぎると牛は好んで食べなくなるので、採草地と同じく草刈りをするのである。
ラジオでは夏の甲子園予選をやっている。昨日の実況と解説は、全く息が合っていなくて、聞きながら「プッ」と笑ってしまうほどだった。解説のおっさんが自分の考えを主張しすぎて、臨場感あふれる実況をしようとしているアナウンサーの話とおっさんの主張がダブルで流れている。どっちに集中していいのか分からない。多分アナウンサーは「このおっさんうぜーな」と思っているだろう。
大体聞いているのはNHKFM。一番無難なのだが、難点はクラシックと演歌と民謡が異常に多いこと。
そして、夜は録画していた「スターウォーズ」シリーズをちょびちょび見ている。ジェダイの敵に「シス」という悪者がいるのだが、どうしても高校の旧友「シッス」が頭から離れない。
「シッス」の名字は「いまはやし」という。彼は1年生の終わりまで、俺と同じく応援団にいた。だけど、あまりに真面目な性格が災いして、途中で辞めてしまった。なんで「シッス」というあだ名になったのかというと、「いまはやしっす」の最後の三文字を取っただけである。彼は今どうしているだろうか?
今日は長めに書いてみよう。
最近、「失敗」について、以前よりポジティブな考え方を持つようになった。
失敗しないように進んでいるということは、別の見方からだと、自分のできる範囲内でやっているということにすぎない。
逆に、自分の範囲外、未知の世界、限界を超えたところに足を踏み入れると、必ず失敗をする。そして自分の範囲が広がる。だから、失敗は、自分の可能性を高めてくれる。
「失敗は成功の源」という言葉は、ミスを正当化しているようであんまり心に残らなかったが、「酪農」という仕事、自分がこれまでやっていたことと全然違うことに触れるなかで、失敗の大切さを身にしみて感じるようになった。
まあ、同じ失敗は二度としてはいけないけど、失敗を恐れていては、次に進めない。