東海道の思ひ出part 2

パート1では2日目の宿に到着したところまででしたね。
その宿は浜名湖ユースホステルだった。時期は2月、当然自転車で旅に出かけている人などあまりいないと思っていたが、ユースホステルに到着したところ、一台の自転車が!しかも装備から見ると旅をしている。俺よりも重装備だった。
その持ち主は中学生(当時)だった。「義務教育中にいいの?」とは思ったが、本人の話を聞くと旅をした方がよかったみたいだ。100人が100人とも同じ教育を受けて健全に育つわけではないのだ。

夜は薪をたいて、火のそばでいろいろ話した。火のゆらぎは人の心を落ち着かせる。
そして次の日は途中まで彼と同行し、一路名古屋を目指す。
昼過ぎに名古屋に到着。かなりの向かい風。さすがにくたびれた。通りがけのファミレスでみそかつ定食を食べる。
そしてさらに西へ。福岡に帰る前に、京都のサラブレッド牧場で働いている弟に会いに行くために!
そして3日目の夜は伊賀(だったと思う)の国民宿舎に宿泊。寝台列車の車両が本館の隣にあり、そこしか空き部屋がなかったので泊まる。陸の上の寝台車両に泊まるのは多分これが最初で最後だろう。