甲子園の実況

今日も暑い。暑いのは大変だが、ここ3日の快晴でとても良い牧草が収穫できた。お天道様に感謝せないかんな。
ここ最近のトラクターの中では、甲子園のラジオ中継が流れている。
テレビとは違って、ラジオの実況は、何対何で何回の表か裏で何アウトでとかを全て言わなければいけないし、聴いている人が臨場感を持てるように、選手たちの仕草などを交えて伝えなければいけない。
「さー9回の表2アウトです。ピッチャーの○○君は帽子をとって汗をぬぐっています。この暑さで疲労はピークに達している模様ですが、まさに気持ちで投げているといった感じです。」
そしてただ試合の模様を伝えるだけでなく、解説者とのコミュニケーションも同時にやりながら、この試合のキーポイントも伝える。
そう、甲子園で起こっていることの全てのことからいくつかのエッセンスを抜き出して、聴いている人をあたかも甲子園を五感で感じているような錯覚にさせる。実況はすごいです。
実況もさることながら、今年の甲子園は毎試合熱い。延長までいく試合が何度もある。選手にとっては、今この一瞬が一番大事で何が何でも勝つ、という雰囲気がラジオから伝わる。これが青春だ。
甲子園球児に勇気付けられるここ最近です。