未来を考える

頭の中に未来のビジョンを描くことは、生きる糧になる。未来といっても、地球の未来、日本の未来、農業の未来、酪農の未来、この牧場の未来、2人の未来、そして自分の未来があって、別々であっても、それぞれはつながっている。働いたり日々を過ごしたりしながら、それぞれの未来について少しずつ考えている。
地球の未来−これまでのような成長、拡大路線を突き詰めていれば、地球にかける負荷が限界を超え、いずれ社会の崩壊が来てしまうとある本で書いてあった。そうならないようには、(特に先進国の)人間達が慎ましく生きることを重要視するべきだと思う。
日本の未来−とにかく食料自給率を上げなければならない。人口爆発地球温暖化などの問題によって、地球的な食糧不足が必ず起こる。そのときに大事なのは、自国でまかなえる食料がどれだけあるか?である。
農業の未来−上の問題によって、日本における農業の役割はとても大きくなる。そのときに、自然により大きな資本を投入して農産物を多収するような農業ではなく、自然と共生していく農業が大事だと思う。
酪農の未来−牛は、草を食べて人間の食料として必須な牛乳を出してくれる。酪農とは無から有を生み出す。これから食料が不足してくる中で、自然と共生する酪農スタイルが重要になる。
この牧場−同上
2人の未来−まあずっと仲良ければよいだろう。
自分の未来−そんなん分からん。
という感じだ。そんなにまとまっていないが、今思っていることの3割くらいは表現できたと思う。とにかく言いたいのは、21世紀は「モラルの世紀」「農業の世紀」であると勝手に思っているということである。