現実に戻る

福岡から戻ってきてからというもの、なかなか現実に戻れずに、なんとか仕事をこなしているといった毎日だったが、やっと昨日あたりから仕事に本腰を入れるようになった。五月病みたいなもんですね。
今日は夕方の仕事が終わってから牛が産気づいて分娩が始まった。子牛がかなり大きく、3人で引っ張ってやっと産まれた。オスだった。
俺の奥さんは、娘を産んでから、牛の分娩の大変さを身にしみて感じたらしく、今日も分娩を終えた牛に「お疲れさまお疲れさま」といたわってあげていた。
そういえば昨日の夜中、分娩の牛を見回りに牛舎に向かう時、近くの防風林からガサガサっと何者かがいる音がした。昼だとあんまりこわくないが、夜中はさすがにこわくて鳥肌が立った。
そんな訳で、俺の普段の毎日はイキモノにあふれている。