就農2年目に思ふ

草刈りも終盤に入った。
今日は気分を変えて、トラクターのBGMをAMラジオからCDにした。結果、トラクター作業にはロックは似合わないことが判明した。やはりAMラジオの方が心が和む。
最近思うことは、就農2年目は、1年目よりもずいぶん心に余裕がもてているということだ。
1年目は、牛の世話をするのも初めてだったし、もちろんトラクターに乗るのも初めて。一日の生活のリズムも、一年の仕事の流れも、分からない事だらけだった。毎日振り回されていたと思う。
今年は、去年経験した分、この時期はこの作業があるな、とか、牛の様子がこうだったら病気になるなとか、少しずつ分かってきた。だから、今のところ、去年よりは牛の疾病は少ないし、去年よりは仕事が落ち着いて出来るようになった。まあ当然なんですけどね…。
遠くから放牧中の牛を見ても、見分けがつくようにもなった。
でも、自分の年齢からすると、本当にまだまだ。周りの同世代の人たちと比べても、仕事の要領は悪いし、任されている仕事も少ない。まあ、酪農は一生の仕事だから、長い目で見て成長していこうと思う。
自然は急に変わらない。数百年、数千年、数万年の時間の流れで変わる。だから、自分があくせくしても、いい酪農は出来ないと思っている。