2016年

久々に書く。もうここまで書いてないと、自分に向けて書いているようなものだ。今年は何か自分に起こったことを誰かに話したり、公開するような気にならなかったといえばかっこつけているような気がする。

2014年に牧場を離れて今までの牧場のことを整理しつつ、NZで起こっていることや酪農スタイルを学び、たった2か月ではあったが、自分のやりたいことと現実のすり合わせを2015年、仕事をしつつやってきた。

去年はより効率的な放牧を実践できるように、既存の放牧地と放牧したい圃場の周りを、頑丈な牧柵で囲む作業を空いた時間に行った。土壌凍結が入る間際の12月26日までかかった。実習生には無理をかけたが、いい仕事ができた。

そして今年、目の前の結果にこだわりつつも、中長期的に自分のやりたいこと、やらなければならないことを少しずつ形にしていきたい。なんだかんだでかっこいいこと言ってても、酪農は目の前にいる牛を喜ばしてなんぼなのだから。

今日は子供と凧揚げをやった。そういえば、農協職員の有望株の若手が浜中を去ることになった。理由を聞けば、子供の将来を考えると、より選択肢の多い都市部に引っ越した方がよいということで。

おれはそんな常識を覆したい。自分の子供が浜中で立派に成長することで、そんな常識を覆したい。選択肢がないからたくましく生きることだってできる。

そんなわけで、また書くかもしれないし、書かないかもしれないが、今年の決意表明をしてみた。


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