現実をかみしめて
酪農をはじめてから10年で、考えることはいろいろ変わったり、出発点に戻ったり。
最初に自分の中にあった問題提起はいまだにあるのだが、それに加えて様々な課題、しかもそれらは日本の農業の問題とかではなくて、より具体的な、わが牧場をどうするか、という課題。
どういう風に借金を返していくか。今ある古い牛舎をどうするか?自分が60まではもたないだろうから、リフォームか?それとも新築か?
子供のこととも真剣に向き合いたい。よりよい道を歩んでいけるように、全力でサポートしたい。でも生活のために一生懸命仕事もしたい。しなければならない。
まあ酪農に限らず全ての仕事人が思い悩みながら日々を生きているのだろう。